こだわり
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鴨
加賀市の片野鴨池周辺では今から約300年前、江戸時代の元禄年間に大聖寺藩の武士の真冬の鍛錬として始まったと伝えられるマガモを捕る“坂網猟”が今も伝承されています。
11月15日から2月15日の3ヵ月間の猟期の中で、年間200羽程しか獲れないこの「坂網鴨」の優れているのは、夕暮れ時に池から水田へ餌を食べに飛び立つ食事前の鴨を狙って捕獲することで、内臓からの腐敗が最小限に抑えられ、臭みのないまま提供できることです。その質の良い鴨の旨みを存分に味わっていただくため、郷土料理の治部煮から考案した当店オリジナルの鴨治部鍋をお楽しみいただけます。
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素材
加賀市は、日本海からの新鮮な魚や加賀平野の恵みである野菜や果物など、食材が豊富な土地です。
当店は食材を厳選し、春は鯛や山菜、夏は岩牡蠣やトマト、秋は鰆・甘エビ・秋茄子、冬はカニ・鰤・かぶらなど、旬の食材を食べて、四季の変化を楽しんでいただきたいと考えています。 -
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酒
寒冷な気候、霊峰白山の良質な伏流水、加賀平野の恵まれた自然の中で育った酒米と酒造りに好条件が揃った石川県。能登杜氏が仕込む酒の味わいは、ふくよかな濃醇型で、甘口の傾向が強いのが特徴です。
また、辛口も近年多く製造するようになってきて、さまざまな味のお酒の味が楽しめるようになってきました。加賀料理に合う地元のお酒にこだわり、お出ししています。
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器
加賀料理を演出するうえで欠かすことのできない“器”。
加賀市は九谷焼きと山中塗の発祥の地であり、その地元作家が作る器を使いお料理をお出ししています。器と料理の調和でもまた加賀らしさを楽しんでいただけます。 -
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季節感
加賀の春夏秋冬を楽しんでいただくため、食材から料理、器にいたるまで、手間隙を惜しまず調理、演出しております。
加賀の四季を堪能してください。